2018年02月16日

劇団ゼロソー無期限活動停止!?

何度か今までにも書いてきた熊本の劇団ゼロソーについて。
この度無期限の活動停止が発表された。

九州演劇情報mola

今回の休止の理由は「代表河野の活動拠点の移転によるもの」だという。
これはこれで楽しみなのは間違いない。天草に拠点を移すということであれば天草にとっては朗報とも言え僕も嬉しく思う。

将来同じく天草に戻る予定の僕も、九州の宮藤官九郎と天草で一緒に何かできる機会が増えるかもしれない。

僕が見てきたゼロソーの今までの熊本での活動を思い起こす。
17年か・・・・・・。


17年あの規模やクオリティのものをやり続けるモチベーションはいつも敬服してたし、ほんと凄いと思う。

すげぇから・・・・・・、すげぇから正直とてもさびしい。

同時に花習舎も4月に閉鎖されるとのこと。
演劇だけではなくアイドルライブもたくさんあったなぁ。
現在も東京で頑張ってる愛川JULIAさんのLIVEのこと思い出すなぁ。
エアセンもオトロディも来てくれたなぁ。
熊CanのLIVEも何回も見に行ったなぁ。


これは僕も表現活動をやっているので思うことなのですが、長い間やっていると良くも悪くも周りの環境やしがらみが出来て本来目指していたものから道が外れることが往々にしてあります。

ゼロソー代表がそうなのかは僕にはわかりません。僕はこれがたまらなく辛くなるときがある。
「生きる」ということに無駄に「生きない」ようにしたいから。

今の僕はこのゼロソーがなかったらここまで絵は続けられていなかったでしょう。
ゼロソーが僕のお師匠さんであることは間違いない。


無期限活動停止というのはある意味劇団員もそれぞれ成長し、個人でも力がついてそれぞれが自分でできるようになったという証でもある。
さびしい、さびしいばっか言いませんよ。
代表もしがらみから解き放たれ、また新たな全く違う方向の作品が生まれるかもしれない。僕はね、これが一番楽しみである。

世の中にまだ見ぬ傑作ができる可能性が上がったということ。今まで見せてもらったものがその潜在能力を証明してるから。

劇団員も絶対将来、ゼロソーで活動していたという実績は何かの糧になるでしょう。

劇団ゼロソーさん。熊本の文化向上に貢献された実績忘れません。ありがとうございました。
一生懸命全力で走り切った姿ほんと輝いてました。すごいカッコよかったっす。







  


Posted by hirok○  at 06:03Comments(0)劇団ゼロソー