2016年07月05日

個人的熊本地震その後

こんにちは!
はじめましての人ははじめまして!

今日こんなことがあったんですよ。こういう震災のときに起こる問題として今後の参考に残しておかないといけないと思いまして記録として書いておきます。

まず今回の地震でマンションの立体駐車場に車を置いていたところ上の車が落ちてきて潰れました。
写真これ。


結果から言うと何の保険も適用されず、マンション管理会社、オーナー、立駐保守会社、建設会社もすべて地震のためという理由で免責。
まぁ、これについては粘っては見たもののぎりぎりわかるので仕方ない。

撤去費用、廃車費用も家屋だったら国がやってくれるのに車は無い。これも仕方ないのかもしれない。

今日起こった出来事は、その廃車手続きのときに住民票が必要で森都心の窓口に取りに行ったときのこと。
これを声を大にして言いたい。

現在熊本市では『平成28年熊本地震被災者支援制度』ということでいろんな被災者支援がなされている。
住民票のところを転載します。


ここでお聞きしたい。
今回地震で車が潰れてその廃車に住民票が必要。私は罹災証明書も持っている。
この条件で私は免除になると思いますか?

結果。


これでお金とるとかおかしいでしょ?って窓口で3回やり取りしました。
2回確認とってもらいました。それでも出来ないの一辺倒。

たかが300円と思われるかも知れない。たまたま私はここでの発行分は300円だったかもしれない。だが被災者が必要な書類というのは多岐に渡っていてこれだけではないのでまとまると高額な金額になることが多い。

そこで被災者支援制度窓口に問い合わせしてみた。
この制度の主旨。
『被災によりいろんなものを失って苦しんでいる方々の経済的負担の軽減』だそうだ。

でしょ?なぜ私はならなかったのか尋ねました。
折り返し担当本庁から連絡がありました。

まぁ、向うは平謝りでしたよ。当たり前でしょ。お金も返しに来ると言われましたがこれはお断りしました。
こういうのって金額じゃない。気持ちの問題。

特別条例や法令に則って免除などが行われるというのは曲がりなりにも憲法を学んでいる者としては十分わかっている。今回杓子定規でいっても適応内でしょ。そもそも主旨をわかっていれば適応できるのは少し考えたらわかるはず。窓口の最前線がどれだけ何も考えないで対応をしているのかという現れ。
私はモンスター被災者でしょうか?もう少し被災者の立場を理解して対応すればわかることなのになぁ。
電話での本庁の方は制度の周知徹底に努めますとおっしゃってました。おそらく今日の森都心の方々はきつい指導を受けたことでしょう。今後同じことで不快な思いをされる方が出ないことを願って泣き寝入りはしませんでした。これ結構笑い事じゃないっすよ。

私自身4月からの地震に対する熊本市の対応は素晴らしいと思っていました。若い市長で良かったと思うことがたくさんあった。
良かったことも書いておきましょう。

水道局の対応素晴らしい。
罹災証明が下りてる方で実際水道使ってない期間は基本料金も免除になりましたとの通知が来てました。


これの凄いことはこちらからは申し込み手続きをしてないということ。いっつも役所ってこっちが言わないと平気な顔で請求してくるでしょ。水道局拍手8888888888。




  


Posted by hirok○  at 20:26Comments(2)熊本地震